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みこみきおプチイラスト展

みこみきおプチイラスト展概要

開催期間:
2019年9月14日(土)~2019年9月28日(土)

開催場所:澤口書店東京古書店2階 Art Space Sawa

展覧会テーマ:イラスト集『浮遊』に収録した原画作品・お気に入り作品展示

ご縁があって東京の神保町、澤口書店東京古書店の2階壁面にて、「みこみきおプチイラスト展」と題して、作品を2週間展示していました。

グループ展以外で展示するのは初めて、東京で展示するのも初めて、しかもひとりです。

ドキドキを抑えられるはずがありません。

そんな中で決めた、"イラスト集『浮遊』に収録した原画作品、加えて私のお気に入り作品を展示しよう" という企画テーマは、これまでの活動のひとつのまとめのようにも思えます。

一番の見どころは、イラスト集の表紙原画「浮遊」の額装展示でした。

実は自分で描いた作品を額装してもらうのも初めての経験です。

水槽のような細身の銀縁の額に、紺色とほんの少しみえるピンク色のダブルマットにしてみました。

イラストにとても合っていて、最高に素敵な作品になった!と今でも胸が躍っています。

こんなに自分の作品で心ときめくことって今までにあっただろうか、と考えてみると、きっと初めてです。

展示空間はどうしたらいいか悩みました。

澤口書店さんの店内は、基本的に本棚がほぼ天井まであり、展示できる部分は本棚と天井の間の壁が主でした。

つまり人の目線のかなり上になるのです。

そのことは頭の中にあったのですが、高い位置でも作品に目が留まってもらえるように工夫するのは難しかったです。

色々考え、一番みて欲しい額装作品「浮遊」を、店内の中でもよく人が留まるスペースにある大きな窓の上部の壁に展示しました。

バランスを考え、同じくらいの大きさの過去作品も並べて、ゆらゆらきらきらと不思議で可愛い世界観を布や装飾を加えて表現しました。

この壁面から、いつもの澤口書店さんとは雰囲気が違うなと感じていただけていたら嬉しく思います。

自分なりに工夫したつもりですが、果たして私の作品が展示してあることに気づいてくれる方はいるのだろうか、とちょっと不安でした。

何回かお店に行き、店内をうろうろしていたのですが、本を探している人がほとんどだなという体感だったのです。

ですが、来てくれた友人が「みてた人いたよ」と話してくれたり、グッズが売れたことを澤口書店の方が教えてくださったりして、気づいてみてくれた人がいたことを知ってとても嬉しくなりました。

最初にも書きましたが、自分ひとりの展覧会を開くことにドキドキしていました。

それは、楽しい気持ちと、不安や緊張、焦りなどが入り混じったような感覚でした。

振り返れば、確かに展示する作家は私一人でしたが、澤口書店の皆さん、友人たち、家族の協力のおかげでプチイラスト展は成り立っているのだ、と考えれば変に不安になる暇はなかったよなと思います。

ひとりのようでひとりじゃない、色んな人が力になってくれるから私は活動ができている。

そう思うと、感謝の気持ちでいっぱいになりますし、もっと頑張ろうと奮い立つことができるのです。

プチイラスト展をやって本当に良かったです。

初めてだらけの中でも支えてくださった方の力もあり、やり遂げることができて、自分自身が成長できた気がします。

今回の経験を大切にして、いつかは、今度は、個展と題して展覧会を開きたいです。

そのときは、世界に一つだけの私の展覧会をつくりたいです。

最後に、みこみきおプチイラスト展にお越し下さった皆様、ギャラリースタッフの皆様、協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。