AAAギャラリー企画展「アクアリウム展」

今回の展覧会は、アート作品でギャラリー全体をアクアリウムのような空間にしよう、という内容でした。

AAAギャラリーは三つの部屋があるのですが、それぞれを、

お魚たちの空間・クラゲたちの空間・その他色々な水中の生き物の空間……

という感じで水族館のように生き物の種類に分けて展示していました。

私はクラゲモチーフの作品を描いていたので、クラゲの空間に展示をしていました。

今回展示した「浮遊」という作品は、コミティア123で出した初のイラスト集の表紙の原画でもあり、この展覧会で初お披露目でした。

クラゲさんの口腕がひらひらと良い感じに描けたのと、ピンク色の子が可愛く描けてとてもお気に入りです。

「浮遊」に描いたクラゲさんとピンク色の子は、これからも描いていきたいモチーフのひとつですね。

全体の雰囲気は、作家さんそれぞれの展示スペースに飾られている作品たちが、ある意味ひとつの水槽の中のようで、綺麗だなぁと思いました。

それがいくつも集まってAAAギャラリーの水族館ができていると思うと、きっとここは世界でひとつだけの素敵な水族館ですね。

展示三回目にしてようやく、今までそこまで考えられなかった、作品と世界観を意識して展示空間を表現することができたかなと思っています。

事前にキラキラな装飾をつくり作品の間に下げてみたり、展示台にも布やビーズなどでディスプレイしてみました。

しかし、そのように凝ったディスプレイをしたことで、思ったより搬入作業に時間がかかってしまったのは考えものです。

なるべく早く作業が終わるように工夫する必要があるなと思っています。

また、今回は名刺や作家紹介ボードを用意し、自分が何者なのかを伝わるようにしました。

さらに、2月にコミティアに出た関係でグッズも並べることができました。

少しずつだけど、どのようなスケジュールで進めると良いのか、どうやってスペースを充実させればいいのか分かり始めてきた気がします。

アクアリウム展は作品も展示空間も自分のときめきを込めたお気に入りです。

みに来てくださった方にも、ときめくような心地になっていただけたら嬉しいなと思っています。

まだまだ色々手の込んだことができそうだなと思いますが、それは今後に活かそうと思います。

なんだかゆらゆらとのんびりしていて、可愛くて、ちょっと不思議な世界をつくっていきたいです。

最後に、アクアリウム展にお越しくださった皆様、ギャラリースタッフの皆様、他の作家様方、本当にありがとうございました。